冷凍焼けを蘇らせろ!長期保存してしまった魚を食べる

どうも皆さん、あおです。
私事ですが、今引っ越しをしています。

引っ越しとなるとつきものの作業があれです。冷蔵庫・冷凍庫の中身の処分です。

わしも例にもれず冷凍庫の中身をひっくり返したのですが、まあ出てきます昔釣った魚が。

釣った後早々に食べきってしまえばいいのですが、釣りが立て込んで、そしていっぱい釣れてしまうとどうしても冷凍庫に眠ってしまうものが少数出てしまいます。
今回はそんな魚を出来るだけおいしく食べてみた!という企画です。

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冷凍焼けとは?

冷凍焼けとは一体何なんでしょうか。
冷凍庫に長期保存した魚の味が落ちるなーというのは感じるところではありますが、原因までいまいち調べたことがなかったので調べてみました。

そうすると、冷凍焼けの原因は乾燥と酸化とのこと。
実は冷凍している状態でも、細胞の水分の蒸発は進むらしいです。
そういえば、高校のころ化学の授業で、ある温度の水でも分子の運動状態は均一でないとかなんとかやったような気がします。
凍った状態でも開け閉めのタイミングの微妙な温度変化で一部の水は蒸発して、徐々に乾燥が進んでしまうということなのかもしれません。

で、水が抜けるとそこに空気が入り込んで酸化が進み、たんぱく質や脂が変質して食味が落ちてしまうようです。
酸化は割とどうしようもないですが、ひとまず乾燥した水分を補いつつ味を付ける感じで行けばいいのかなぁと思います。

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作戦

というわけで、今回の作戦としては↓の調味料を使っていきます。

↓のニジマスジャーキーの記事でも使った調味料です。

ニジマスの食味を開発する回~簡単!!ニジマスジャーキー!!~ | あおとおますの珍釣行 (oms-fishing.com)

万能発酵調味料塩こうじならば、水分も足せて、硬くなった肉も柔らかくなり、味まで付きます。

しかも、溝漬けしかり、発酵調味料に漬けておけば大体大丈夫という安心感は釣り人の皆さんなら大体感じたことがあるんじゃないかと思います笑

調理&実食!

今回対象とするのは、冷凍庫から出てきたアオゾイです。
関東では中々聞かない魚ですが、昨年北海道で釣ってきた魚です。
釣りたてほやほやだと、あふれ出る脂と加熱しても硬くならない肉質が絶妙なハーモニーを醸し出してくれる美味しいお魚です。

やや深海系の魚なので調理の際のにおいがちょっと独特です。

今回冷凍庫から発見されたアオゾイが↓になります。

冷凍焼けで全体的に白っぽくなっているほか、端の方はかなりパサついてしまっています……

この半身を、重量の10%の塩こうじ液につけること30分(基本の使い方)。
効果検証も兼ねて、今回はシンプルに焼いて食べてみます。
出来上がった、塩こうじ焼きがこちら!

おおお!普通に焼き魚になっています!
見た目の上では冷凍焼けの魚で作ったとは思えない感じになっています!


実際に食べてみると……
ぷりぷり!脂乗ってる~う!!うまい!


記憶にある釣りたての味には及びませんが、夕飯として出てきても遜色のない美味しい焼き魚に仕上がっていました。
これはいいですね!!

まとめ

というわけで、今回は無事に魚をおかずに蘇えらせることができました。

もちろん、釣って早々に食べきってしまうのが一番いいのは間違いないのですが、いっぱい釣れるタイミングではどうしても発生しやすいのが長期冷凍品です。

冷凍して味が落ちやすい落ちにくいという魚種の違いもあると思いますが、一度試してみる価値は十分にある方法です。
冷凍庫の整理を検討している方はぜひ試してみて下さい!

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