寝かせて食べよう!絶品マハタ尽くし!

どうも、あおです。
最近、諸事情で釣りに行けていないので、今回は過去の釣果の食レポ記事です。

今回のお魚は、マハタです!↓の記事で釣ったものになります。
外房SLJでマハタ連発!!状況にハマったジグは?? | あおとおますの珍釣行 (oms-fishing.com)

高級魚として名高いハタ系のお魚になりますが、これがまた寝かすか寝かさないかで味がだいぶ変わります。
寝かせたマハタは旨いのか!?その真相を明らかにしていきます。

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マハタとは?

マハタとは、高級魚として知られているハタ類の中で代表的な種類になります。
クエほどのお値段はしないものの、それでも1㎏くらいのサイズでも5000~6000円程する高級なお魚です。
締まっている身は、加熱することでふわっとした食感にも変化し、その随所随所で染み出て来るくどさのない脂が大変に美味なハーモニーを醸し出します。
さらに、最大で100㎏以上になる個体もいるとかいう、味とロマンと価値にあふれる魚です。

そんなマハタですが、釣りたてほやほやよりも、数日程度熟成させた状態がおいしいというのがもっぱらの噂です。

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熟成方法

魚の熟成は主に、ハタ以外にもタイやヒラメなどの白身魚でよく取られている手法です。
魚を寝かせることで、水分をとばし、死後硬直が解けることで身は柔らかくなり、身の中のうま味成分が増すことで味わい深くなるとかなんとか………まあ要は美味しくなります!
ただ、熟成なのか腐敗なのかそれが問題です。
今回も方法を紹介はしますが、食えるかどうかの判断は自己判断でお願いします。


①魚を捌いていきます。うろこを落として、内臓を取ります。釣った時には血抜きもきちんとしておく必要があります。捌いた後には、水気をしっかりと取っていきます。水気や血や内臓が残っているとそこが腐敗のもととなってしまいます。
②腹の中にキッチンペーパーを詰めます。周りにもキッチンペーパーを巻きます。
③キッチンペーパーを巻いた後はラップでぐるぐる巻きにして、乾燥を防ぎます。
④冷蔵庫に入れて、保存します。冷蔵庫だと温度がやや高いので、出来れば保冷剤かなんかを周りにおいて交換します。
 また、②でセットしたキッチンペーパーは一日一回交換しました。

ぐるぐる巻きにしたマハタのミイラがこちらです笑

この状態で4日ほど置きました。
1週間置いた方がおいしい説や、保存状態がよければ1週間以上置いても刺身で行ける話なんかも聞きますが、今回は初めてなので4日ほどで実食しました。

捌く!!

ミイラ状態から脱却したマハタがこちらです。

表面がやや乾燥していますが、まだまだ新鮮な感じがします。においも全然変なにおいはしません。普通の魚のにおいです。
目も全然濁っていないので、ちゃんと保存するともつんだなぁと思います。

いつも通り、三枚におろしていくと、

非常にきれいな身の色をしています。

頭も煮つけ用に兜割にしていきます。
目の濁りもなく、鮮度が維持できているのが分かるかと思います。

これは味にも期待が持てますね!

調理!

今回は、刺身・鍋・煮つけにしてみました!
いつもなら調理工程を書くところですが、今回は味の食レポなのでいきなり写真です。笑

まずは鉄板のお刺身から。
釣りたてほやほやはコリコリ系の味わい深い身だったのに対して、食感がややふわっとして甘みのある味になりました。
それでいて噛んでいれば噛んでいるほどおいしいのはさすがマハタだなと言わざるを得ません。

次に鍋です。
マハタですが、軽く火を通すとふわっとしていて脂のしみる上品な味になります。
特に熟成の後だと食感がより軽い感じになり、口に入れるだけで幸せな味がすること間違いなしです!

そして、煮つけです。
こちらは兜割した兜で作りました。
マハタは内臓まで食べられるとはよく言ったもんですが、頭を食べてもまた絶品です。
案外食べるところ多いんですよね頭。甘辛い濃いめの味付けにも負けないポテンシャルを持っています。
ただ、切り身で作るのは若干もったいないので、頭にもいっぱい肉があってよかったなと思います笑

実食を終えて

さて、今回はマハタの熟成記事でした。
もともと熟成に向いている魚とはいえ、ここまで味の変化が出るとは思いませんでした。
足の速い魚は難しいですが、ほかの魚でも試してみたいなーと思いますね。
自己責任の範疇にはなりますが、皆さんもぜひ試してみてください!!

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