ボートシーバスゲームのメインスタイルはやっぱりミノーでの穴撃ちです。
バースなどの構造物の隙間や影に高精度なキャストを決めて、魚をかけることができれば快感です。
また、穴撃ちは季節を問わずに一年中楽しむことができるスタイルであることも魅力です。
私が初めてボートシーバスに行った時、ルアー選びに苦労しました。
釣具屋に行くと数多のシーバス用ミノーが売っていますが、どれがボートシーバスにオススメなのかを見極めるのは至難の業です。
実は、穴撃ちの基本となるルアーはそんなに多くありません。
今回は私の周りのボートシーバスマニア達が使っている穴撃ち用ミノーを3種類紹介していきます。
穴撃ちミノーに求められる性能とは?
まず、ミノーの基本スペックとして求められることは下記の2点です。
①水深1m〜2mを巻くことのできるスローシンキングタイプ
②10m〜20mのキャスト距離で食わせることのできるアクション
また、穴撃ちでは、コンクリート構造物等にルアーをぶつけてしまうことが多く、ルアーのリップが折れること多数。
たくさんシーバスが釣れれば、フックが折れること多数。
そんなわけで、基本スペック以外にも
③リップの頑丈さ
④フックの頑丈さ
が重要になってきます。
基本の穴撃ちミノー3選
それではオススメの穴撃ちミノーを3つ紹介していきます。
どのルアーも申し分ないスペックのミノーなのですが、値段、リップの頑丈さ、フックの頑丈さ、更に買い求めやすさが異なりますので、その辺りを比較していきたいと思います。
①メガバス X-80SW
これが元祖穴撃ちミノーです。
メガバスらしい細部までこだわりのあるシェイプとカラーリングがたまらない逸品。
値段は少々高めです。
欠点としてはとにかくリップが折れやすいこと。
キャスト精度が高まって、ルアーを壊さなくなったらこいつに統一するとかっこいい!
値段 | ¥1800前後 |
リップの頑丈さ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
フックの頑丈さ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
買い求めやすさ | ★ ★ ★ ★ ★ |
②ラッキークラフト ビーフリーズ78
大体どこの釣具量販店にも置いてあり、値段もそこそこで購入可能なミノーです。
リップは非常に丈夫にできています。
欠点としてはフックの品質があまり良くないことが多いです。
(シーバス2匹くらい釣ると折れます。)
このルアーを選んだ場合、替フックを持っていった方が安心して釣りができます。
値段 | ¥1650前後 |
リップの頑丈さ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
フックの頑丈さ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
買い求めやすさ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
③マリア タイトスラローム80
値段が最も手頃で、リップが丈夫で、フックもいい感じの逸品です。
「これ一択じゃん!!」と思いますが、釣具屋で品薄の場合が非常に多いのが欠点です。
量販店を何軒か回って、1色だけ売っていたみたいなことが多々あります。
あらかじめオンライン通販等で準備が必要ですね。
値段 | ¥1500前後 |
リップの頑丈さ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
フックの頑丈さ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
買い求めやすさ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
穴撃ちの本質はキャスト技術!!
今回は3種類のミノーを紹介しました。
「他のメーカーのミノーではダメなの?」「他にも色々なルアーを試したい」
そんな思いを抱いている方も多いと思います。
筆者の考えでは穴撃ちはルアーローテーションはそれほど重要ではないと考えます。
必要なスペックを満たすルアーであれば、どんなカラーを使ってもシーバスが釣れてしまうのが穴撃ちです。
穴撃ちの本質はリズム良く効率的にポイントにキャストを決めることで試行回数を増やして釣っていくことが非常に重要です。
ですので、まずは基本のルアーでキャスト精度を高めて釣りまくりましょう。
更に上手くなって、基本のミノーでの穴撃ちに飽きてきてしまったら、いろんなルアーでチャレンジしていけばいいと思います。
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