釣りツーリングの救世主!DAIWAの釣用クーラーバッグ!

どうもみなさん、あおです。

実はわしは、バイクで釣りに行くことが多いのですが、いつも問題になることがあります……

そう、クーラー問題です!!

バイクで釣りに行く場合、どうしても積載量に限界があります。

そして、そこで最も積載量をとってしまうのがクーラーボックスになります。

キャッチ&リリースや小物系の釣りならばまだしも、回遊魚なんかになってくると運搬手段にもかなり気を使います。

いままでは、適当なクーラーバッグやクーラーボックスを騙し騙し使っていたんですが、今回真剣に選んだものが思いのほかよかったのでご紹介します!

釣りツーリングをする人だけでなく、「家に大きなクーラーボックスを置きたくないけど、いざというときの運搬手段も確保しておきたい…」という人にも大変お勧めなので、ライダーの方以外にも見てほしいです!

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ツーリング向け運搬手段とは…

まずは、ツーリング向けの運搬手段に困っている人向けにわしが検討した内容を整理整頓して書いていきます。

「そんなのいらないよ!」って方は読み飛ばしてください。

・積載性

まずは積載性です。これは外形の大きさになります。また、単純に大きさだけではなく、形も重要です。

バイクへの積載を考えたときに、できるだけ高さがない方が安定します。

ただし、車種によってはあまり扁平な形状だと積載が難しいこともあると思います。

自分の用途と相談して、どんな形のものが良いのかを選んでいきましょう。

ちなみにわしの場合は、シート幅が比較的広いバイクなので、できるだけ高さが出ないものがいいなぁ…と思っていました。

・容量

次に容量です。積載性と一緒じゃないの!?と思われるかもしれませんが、積載性と別に考えた方が良いです。

例えば、クーラーボックスとクーラーバッグで比較すると、クーラーバッグの方が外形に対して容量を確保しやすいです。

また、容量は小さくても横に長いタイプ(≒高さが低い)のクーラーであれば、少数の大物を狙う様な釣りには対応がしやすいです。

外形が大きければ使いやすいだろう!と思っていると、魚を格納するには意外と向いていない……なんてこともあるかもしれません。

わしの場合は、やはり横の長さがとりやすいモデルが良いなと思って選んでいます。

・保冷力

次に保冷力です。これは魚を持ち運ぶ時間との相談となります。

長距離の釣りが多い、魚を一晩保冷して翌日捌く、魚の鮮度には極限までこだわりたい!、といった場合には保冷力の高いモデルが必要になるでしょう。

正直この部分は、人によってかなり妥協の大小が出てくる部分だと思います。

というのも、保冷力って、積載量当たりの容量とトレードオフになっていることが多いです。

いかに少ない積載量で魚を運ぶかを考えているところに、保冷力のためにどこまで容量を小さくできるか……

あとはそのほか、単純に高いです。

どこに重きを置くかによりますが、自分の目的と照らし合わせてみてください。

ちなみにわしの場合は、実用レベルで最大1晩は氷が残るようなものが良いと思って選びました。

・防水性能

以外に大事なのが防水性能です。

防水性能には大きく2つあると思っていて、①中からの水分が漏れないこと、②外からの水分が侵入しないこと、になります。

クーラーボックスであれば安価なものを買っても当然のように担保される防水能力ですが、クーラーバッグだと意外とそうも言えません。

特に①については、きちんと防水性が確保されていないと魚から漏れ出る生臭い水が愛車に浸透すること請け合いです。

また、②についても、クーラーバッグ内に濡らしたくない荷物(ライターとか)を入れたい場合は意外と大切です。

中からは漏れなくとも、外からは侵入されるクーラーバッグが多いので、防水性をどこまで大切にするかを踏まえて手段を考えましょう。

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運搬手段あれこれ

といった感じで、いろいろな運搬手段を考えたわしですが、いくつか検討したものや実際にやったものを紹介していきます。

①安価なクーラーバッグ+リュックなど

まずは一番簡単な方法です。

これはシートバッグやリュックなどに、クーラーバックをねじ込むシンプルな方式です。

メリットとしては、シンプルに安価なことです。最低限、中から水漏れしない性能があればよいので、3~4000円くらいのクーラーバッグを買えばそれで何とかなります。

個人的には、トートバッグ型の方が隙間にねじ込みやすいのでお勧めです。

弱点は↓ですが、手軽さとのバランスでほかの方法にするか相談ですね。

・あまり大きな魚が入らない。

・防水性がそこまで高いわけではない。

・保冷力はお察し。

・とげの多い魚を直接クーラーバッグに入れると、防水フィルムが傷ついて水漏れしたりする。

わしもこの方法で釣りに行っていましたが、簡単なおかっぱりくらいなら何とかなります。

あとは、わしは使ったことはありませんが、フィッシュキャリーリュックなるものもあるようです。

使ったことがある人がいたら感想教えていただきたいです。

②小型クーラーボックス直積載

この方法は小型のクーラーボックスを、バイクの後部にそのままベルト等で固定する方法です。

なんだかんだクーラーボックスなので、防水、保冷性能に優れます。

反面、あまり大きなものをがっちり固定できるバイクは限られるため、乗せられて精々10Lくらいの容量になってしまうことが多いと思います。

(リアキャリアーを増設していれば別ですが……)

クーラーバッグを使う方法よりも、氷をガンガン入れられるので、小物の船釣りくらいならまあいけるかなという感じです。

わしは、カワハギ釣りくらいまでなら行ったことがあります。

リアの積載がほぼこれにとられるので、仕掛けやリールをリュックで持っていかなければならないのが地味に面倒でした。

③大型リアバッグ+小型クーラーボックス

この方法は、大きなリアバッグを付けて、その中に小型のクーラーボックスを入れる方法です。

メリットとしては、かなりしっかり固定されるので多少中身が重くなっても平気なところと、何だかんだでクーラーボックスが使えるので防水性と保冷力に優れるところです。

あとは、シートバックって意外にメイン収納以外の部分にも荷物が入るので、大体のものをバッグに格納できるのはメリットです。

撤収時の再積載も比較的簡単です。

弱点としては、シートバッグの容量以上のものはどう頑張っても入らないことです。

現実的な量として、最大級のシートバッグを付けたとしても15L~20Lくらいが上限じゃないでしょうか。

また、大型のシートバッグでも高さはたいして取れないものが多いです。

そして、釣り用の小型クーラーボックスを見るとわかりますが、小型のものって結構縦長のものが多かったりします。

ちょうどよいものが見つからないときにはレジャー用のコーナーから探すのも地味にお勧めです。

わしもこの方法をとっていた時には、60Lくらい入るシートバッグに12Lのクーラーがぎりぎりのサイズでした。

太刀魚ジギングならこの方法で行ったことがあり、ぎちぎちに入れて大体10匹くらいまでは入りました。

氷があまり入らず、ちょくちょく補充しながら帰宅する羽目になったので、お勧めは出来ません笑

④高機能クーラーバッグ直接固定

いよいよわしが今やっている方法の紹介です。

これは、比較的高機能のクーラーバッグを直接リアに固定する方法です。

「クーラーボックスを固定するのと何が違うの?」と思われるかもしれませんが、クーラーバッグの方がある程度の変形をするため、かなりがっちり固定ができます。

そのため、クーラーボックス直積載に比べると、大きいものを積載することが可能です。

また、クーラーバッグって結構ポケットがついていたりすることも多いので、小物の積載性も高かったりします。

また、高機能なクーラーバッグは保冷性能に優れたものも多いため、魚の鮮度を保ったまま持ち帰ることも容易となります。

その分、クーラーバッグの価格はやや高めです。

(それでもDAIWA/SHIMANOの高機能クーラーボックスに比べればだいぶ安いですが)

注意点としては、積載するための固定方法(特に大きい容量のものに氷を入れて使う場合)には気を付けましょう。

わしのおススメはロックストラップという製品↓です。

これだけでもかなりガッチリと固定ができます。46Lのクーラーバッグに魚と氷を入れてきても超ガッチリです。

これに加えて、念のために通常のバイク用の荷物ひもを上からかけています。

ロックストラップを使わないと結構ぐらつくので、氷が入ってくるときついと思います。

出発前にはきちんと確認をするようにしましょう。

DAIWAのソフトクールEX

で、現在はクーラーバッグの直積載を採用しているわしですが、その中でも特に特にDAIWAのソフトクールEXをお勧めしている理由を書いていきます。

1.驚きの保冷力

ソフトクールEXは、クーラーバッグの中でも高価格帯のものと遜色ない保冷力があると思います。

正直、保冷能力の「○○時間保冷!」という能力は、検証条件が違いぎて素直に比較できません。

ただそれでもソフトクールEXは、26Lのモデルでクーラーの25%の角氷を入れた状態で室温30℃で保持した場合、約56時間後まで氷が残るという驚異の性能です。

ちなみに、DAIWAのクーラーボックスの場合は、同じく26L前後のモデルの場合、25%の角氷を入れた状態で室温40℃で保持して、50~100時間(モデルによる)の氷の保持が可能です。

さすがにクーラーボックスと比較すると力不足ですが、それでも釣った魚を一晩クーラーで保持するくらいなら全く問題ありません。

2.驚異の収納性

ソフトクールEXですが、なんと畳まります。

DAIWAの開発したZ折りという機構により、ぺしゃんこにつぶすことができます。

これにより、バイクに積んでも行きの積載ではサイズをめちゃくちゃに抑えられるほか、家で保管するときにもぜんぜん場所をとりません。

そのため、車に積んでおくサブクーラーとしても優秀です。

3.防水インナー付き

ソフトクールEXには防水インナーが付属しています。

水を通さないPVC製のかごみたいなもので、この中に魚を入れている限りは水漏れしません。

素材としても結構しっかりしているので、多少とげのある魚を入れても全く問題ないのは、とても助かります。

また、取り外しができるため、釣りに行った後は魚に触れる防水インナーの部分だけしっかり洗えば、そのほかはシャワーでさっと流せばよいのも地味に助かりポイントです。

4.底面がPVC素材で水を通さない

底面の素材がPVC素材のため水を通さず、また多少汚れてもさっと汚れを落とすことができます。

これにより、底面が汚れがちな餌の船釣りに持ち込んだとしても比較的汚れにくい構造になっています。

ほかのクーラーバッグでこういった構造になっているものは少ないので嬉しい機能です。

5.サイズが豊富で、大きいものは高さが低い構造になっている

ソフトクールEXは45L/26L/15L/8Lのサイズがあり、用途によって買い分けることができます。

わしが買ったのは45Lのモデルになりますが、26Lのモデルでも結構入るので、よっぽどのデカブツ想定以外ならば26Lの方が取り回しが良いと思います。

26L以上のモデルで嬉しいのが、比較的高さを抑えた構造になっていることです。

高価格帯のクーラーバッグでも大容量のものはあるのですが、何故か比較的高さがあるモデルが多い気がしています。

高さがあると氷を一体入れたときの車体の安定性に関わってくるため、高さを抑えて積載できるのは非常に助かります。

6.ショルダーベルトが地味に便利

ソフトクールEXにはショルダーベルトがついてます。

ショルダーベルト自体はクーラーバッグによくついていますが、ソフトクールEXのベルトは釣りのために作られたクーラーなんだなぁという感じがしてすごく好きです。

魚と氷を入れてある程度の重量で運搬することを見越しているのか、多少重いものを入れて肩掛けしても安定していますし、滑り止めの存在が運びやすさを向上しています。

これで、大量の時でも安心して魚を持ち運ぶことができます。

7.すさまじいコスパ

そんなソフトクールEXですが、コスパの面でも優れていると感じます。

アウトドアメーカーの上位モデルや、クーラーバッグの雄であるAOクーラーなんかの製品と比較した場合、同じくらいの容量であれば意外とソフトクールEXの方が安かったりします。

もちろんぞれぞれコンセプトがあって作られているとは思うのですが、こと釣りの用途ということであればソフトクールEXに勝るクーラーバッグは中々ないのではないかとおもいます。

と、ここまでソフトクールEXをべた褒めしてきましたが、微妙に弱点もあります。

1.外→内側へは防水になっていない

外装は特に防水の機構になっていないので豪雨レベルの雨だったりすると、普通に水が入ってきます。

とはいえ、多少の雨なら問題ないですし、豪雨レベルの状況で釣りをすることがどれだけあるだろうか…といった部分との相談です。

2.PVCインナーと底面の間で結露する

PVCインナーと底面の間で結露が発生することがあります。

これと、1の雨侵入があると、しみ込んだ雨と結露の水が下から垂れてきます。

魚の水ではないので生臭くはないですが、結構出てくるので最初は漏水してるんじゃないかと思ってビビります笑

ちなみにPVCインナーと底面の間にタオルを挟むなどしていくらか防げるそうです。

実際の使用してみてのインプレはまた次の記事で書いていきます!!

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