リベンジハート(バナナハートもう一回買ってみた)~下拵え編~

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失敗は成功の母とはよく言ったもの

どうもあおです。
わしは先日、ある食材に敗北を喫しました。
そうです、バナナハートです。
初見ではどうしてもあのえぐみを取りきることができませんでした……

とはいえ、失敗は成功の母とはよく言ったもの。
釣りもいきなりうまくいくことはそんなに多くはありません。
思い出してください。
なかなか釣れず釣行を繰り返したあの日々を。
釣れるパターンを目指して試行錯誤をしたあの時を。
いつの間にか向上したおまつり解き技術を。

そんな釣り人として、食材への敗北を放置してよいものか……答えは否です。
というわけで、再度買ってみました!!今度こそうまくいくといいな!!

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前回の反省

まずは、購入する前に作戦を立てる必要があります。
何も知らなかった前回とは違います。というわけで前回の反省↓
 ・刻んでからあく抜きをしなかった。
 ・皮の剥きが足りなかった。
 ・子バナナの部分を分けなかった。

ここまでわかっていれば、未知の食材ももはや攻略したも同然です。
早速調理をしていきましょう。

というわけで

今回も買ってきました、バナナハートです。

相変わらずの存在感です。わし以外に買っている人を見たことがありませんが、近所のスーパーではなぜかレギュラー入りしました。わしとしては安定して供給できるので助かりますが不思議なスーパーです。

きっと、日本中でバナナハートがブレイクするのも近いのかもしれませんね。

皮ムキムキ

前回に引き続き、皮をむいていきます。

前回より、気持ち1~2枚くらい多めに剥きます。
するする剥いていくと、きれいなクリーム色が出てきました!

実は、結構えげつない量の皮が出ています。

刻んでアクを抜く

むけたバナナハートを刻んでいきます。

ここは割と時間の勝負です。刻んだ端から酢水等に漬けていかないとあっという間に変色していきます。

適当に、1~2cm幅に刻み、1Lあたり大匙5くらいの酢をざっくりと加えた酢水にどんどん突っ込んでいきます。

分解のたびに出て来る、子バナナについても別に取り分けて酢水に入れていきます。

手早く処理したのが功を奏したのか、ほとんど変色させずにあく抜きを開始しました。

アク抜きの加減が分からないので、とりあえず待ちます。

20分後

待つこと20分。今回は慎重に味見をしていきます。

ひとかけらを手に取り、しゃくっと咀嚼します。咀嚼します。咀嚼します……

え、えぐい………酢水を変えて様子を見ることにしました。

40分後

さらに待つこと40分。えぐみの恐怖におびえながら、再びひとかけらを手に取り、しゃくっと咀嚼します。咀嚼します。咀嚼します……

えぐい……が、断面に近いほうはいけるか……?

もう少し細かく刻む必要があるかもしれない………ということで1~2cmだったものを約半分の大きさに再度刻み、酢水を交換しました。

80分後

さすがにこれだけ待てば………

2連敗の恐怖におびえながら、運命のひとかけらを手に取り、しゃくっと咀嚼します。咀嚼します。咀嚼します……

「…………いける!!」

えぐみは、なくなりました。セロリの香りを10倍に薄めたようなほのかな清涼感すら漂ってきます。

味は清涼感あるタケノコって感じです。あとは念のため、茹でれば行けそうです。

ここで、本体よりはアクがないであろうと高をくくっている子バナナのほうも試食していくと……

本体とは比べ物にならない鮮烈なえぐみ!!!!

前回の主犯はきさまだったのか!!!!!!

煮れば何とかなるだろうか……

煮ていきます

というわけで煮ていきます。

本体は、小麦粉を入れた熱湯で20分ほど茹でていきます。
米ぬかがない時の筍のあく抜きの要領です。
切ってあるのと、予めアク抜きしてあるので時間は短めです。

子バナナのほうは、酢を足したお湯で茹でていきます。

煮上げたものがこちらです!!

若干の変色はありますが、おおむねイイ感じになったんじゃないでしょうか!!

試食

というわけで、実食です。

まずは本体。

。。

。。。。

。。。。。。悪くない。食えなくはない。味の薄い筍のような感じです。えぐみはありません。
調理方法次第で、結構素直に使える食材かもしれません。ただし、そこそこ煮たせいか、生の時にあった清涼感もなくなっているのが少々残念です。

そして、子バナナ

‘。。

。。。。

。。。。。。えぐい!!!!あれだけやってまだえぐい!!!!本体と分けててよかった!!!!
これは……今回は無理かなー。

反省会

今回の戦いはいうなれば、引き分けです。

なんとか本体をまともな食材にすることができました。(調理編は後日やります)

ただし、子バナナは無理だったほか、本体も個性を徹底的に殺すことによって食材としました。

これでは、バナナハートの真の良さを引き出したとはとても言えないでしょう。

生の時に感じたほのかな清涼感、筍にはないシャキシャキとした食感、トロピカルな雰囲気、こいつのポテンシャルはまだまだあるはずです。それを生かすその日まで、バナナハートとの戦いは続きます。

乞うご期待!!!!

改善するとしたら、アク抜き時間を増やすか、皮をむかないで徹底的に茹でる筍スタイルのあく抜き法しかないだろうか……

詳しい方がおりましたら教えてください。笑

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