どうもみなさん。あおです。
先日紹介した、ZIPPOハンディウォーマーですが、記事の中でも書いた通りちょっとした弱点があります。
電源なしで繰り返し使える爆熱カイロ!!これからの寒さにZIPPOハンドウォーマーのすゝめ | あおとおますの珍釣行 (oms-fishing.com)
今回は、そんなハンディウォーマーを効果的に使うためのコツを紹介していきます。
弱点のおさらい
というわけでおさらいです。
まずは、ハンディウォーマーの弱点ですが、大体↓に集約されます。
・着火にコツがいる。
・触媒がダメになりやすい。
着火については説明書が付いているのですが、あまり細かいことが書いていません。
コツをつかむまでは、やや難しいので今回はそんなコツの紹介です。
また、触媒についても特性に応じて気を付けて使わないと寿命を縮めることになってしまいます。
①着火のコツ~綿部分に適切な隙間を~
火口の触媒を外すと、注油口があります。
この注油口には、オイルをしみこませるための綿のようなものが入っているのですが、この綿と金具までの間に数ミリ程度の空間を作りましょう。
輸送の揺れなどで上ぎりぎりまで来ていることもあります。その時は、ちょっと押し込んでも良いので3㎜程度の隙間を作ります。
このハンディウォーマーは、気化したオイルが火口の触媒に供給されることで燃焼を続けます。
そのため、少し隙間を作って気化するための空間を作ってあげるとよいです。
②着火のコツ~無駄なオイルはふき取りましょう~
注油を行ったら、無駄なオイルは拭き取るようにしましょう。
また、火口を付ける前に一度本体を逆さにして、余計なオイルが出てこないことを確認します。
気化したオイルが火口に供給されることで燃焼する化学カイロなので、液体の状態のオイルが届いても着火や温度には影響しません。
それどころか、多量の液体状態のオイルが火口に付着してしまうと、火口自体が使えなくなったり・寿命を著しく縮めてしまうことにつながります。
ここがきちんとできていないと、火を近づけて着火しても全く燃焼が始まらないこともあります。
③着火のコツ~オイル入れてからちょっと置く~
オイルを注油し、火口をセットした後はちょっと2,3分置きましょう。
これも、注油したオイルがしっかりと揮発して、火口まで届くための時間を置く意味があります。
暖かいほうが揮発性が高くなるので、本体部分を手で持っていたりするもの良いです。
特に新品や長期間使っていない場合は火をつけるのが難しいのでこの時間は長めにとってください。
④火口のために~直火であぶりすぎない~
準備が出来たらいよいよ着火です。
この時、火口をあまり炙りすぎないようにしてください。
火で燃やして火をつけるというよりも、温度を上げて触媒反応を開始させるという考えで着火します。
写真のこれでもやや近づけすぎですが、温めるイメージで着火しましょう。
火口の触媒部分に直接火を当ててしまうと、火口の消耗がとても速くなるので、着火のイメージでやるのは避けた方がよいでしょう。
また、簡単につかない場合は、無理やり着火しようと何度も試すよりも、前工程の部分がきちんとできているかを確認したほうがよいです。
火がついたら
火が付くと、火口近辺の部分からじわじわと暖かくなっていくので分かります。
また、火口に本体のカバー(蓋)を当てて、水蒸気が発生しているかでも確認可能です。
ら付属の布ケースに入れるとカイロとして使い始められます。
通常のカイロと同じく、酸素があったほうがよく反応するので、ある程度風通しの良いところに持っておくと温度が落ちにくいです。
あとは快適な釣りライフを楽しみましょう!!
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