どうも皆さん。あおです。
ぼちぼち秋も深まり、釣り場でも肌寒さを感じる季節となってきました。
この時期になると毎年思うのが、寒さ対策です。
もちろん、ウェアーや肌着などで対策するのが基本にはなるのですが、対策の難しい手先のために何かの熱源も欲しいもの。
ここで、
・使い捨てカイロの温度では物足りない……
・電池式だと持続時間が…
・人とは違う渋い道具が欲しい…
という釣り人の皆様、朗報です。
今回は、ZIPPOハンドウォーマーを紹介していきます。
ZIPPO ハンドウォーマーとは?
かの有名なZIPPOライターを作っているZIPPOが販売しているカイロです。
ZIPPOライターのライターオイルを燃料として、プラチナ触媒の作用で酸化発熱します。
あくまで酸化発熱によって暖かくなっているため、実際にオイルが燃えているわけではなく安全に利用できるカイロです。
原理としては、昔から化学カイロの一種として知られているハクキンカイロとおなじです。
あちらはベンジンが燃料ですが、こちらはZIPPOのライターオイルとなります。
ZIPPOのロゴが付いた無骨なデザインは、長く使えば使うほど愛着が増すこと間違いなし!!
使い方
そんな、ZIPPOハンドウォーマーですが、使い方はこんな感じです。
①頭のキャップとプラチナ触媒を外す。
②ZIPPOライターオイルを注油する。
③プラチナ触媒を元に戻す。
④プラチナ触媒をライターで炙る。
⑤発熱しだしたら、キャップをかぶせて袋などに入れて使う。
そこまで複雑な手順ではありません。
1回の注油で最大12時間発熱します。熱いくらいまで発熱するので、専用の袋に入れてカイロにします。
使い捨てカイロよりは面倒ですが、それでもこの手間に見合うだけの発熱と持続時間があります。
良いところ
簡単に使い方を紹介したところで、ZIPPOハンドウォーマーをお勧めすべき3つの理由を紹介していきます。
①とにかく暖かい
触媒反応による発熱はかなり暖かいです。
袋に入れて使わなければ熱くて長時間持っていられないレベルで発熱するので、寒さが厳しい冬でも安定した性能を発揮してくれます。
②長時間発熱&補給が容易
一度の注油でMAX12時間発熱します。
そのため、相当長丁場の釣りでなければ、家で準備して持って行っても十分に通しで使えます。
また、ライターオイルと着火(触媒反応起動)用に100円ライターがあれば、すぐ復帰できます。
ライターオイルもコンビニで簡単に入手できるので、再起動のしやすさまで含めた持続性はかなり高いです。
③渋い
ライターを使うときに、どう考えてもターボライターの方が便利なのにオイルライターを使いたくなることがありますよね。
なぜわざわざオイルライターを使うのでしょうか?そうです。格好いいからです。
同じ道具を自分になじむように繰り返し使っていく……そんなロマンがあると思いませんか?
そう考えると無骨なデザインが愛着のあるものに思えてきます。
悪いところ
逆にちょっと難しいところもぶっちゃけて紹介します笑
①なんだかんだ面倒
一度の注油で12時間持つと言えども、手軽さでは使い捨てカイロにかないません。
また、着火にもややコツが必要です。(この辺りはそのうち記事にしようかと思います)
この手間がどうしても面倒だなと思う人には向いていないと思います。
②プラチナ触媒が案外デリケート
このカイロは、火口の触媒で発熱をしているのですが、これが案外デリケートです。
液体のオイルが付いてしまうと性能が大きく低下してしまいますし、ライターでの炙りすぎも良くありません。
また、消耗品なので、性能が落ちてきたら交換が必要です(800円くらい)。
逆に言えば消耗部品さえ変えれば長く使えるという魅力ではあるのですが、好みによりけりです。
というわけで
今回は、ZIPPOのハンドウォーマーの紹介でした。
たばことの相性も良い製品なので、喫煙者の釣り人の方にもおすすめです。
防寒設備を強化して、快適に釣りに臨みましょう。
コメント
この記事見てハクキンカイロ買いました
ハクキンカイロも気になりますよね!
ZIPPOのものより温度が出るという話も聞いたことがあるので、どのくらい熱くなるかが気になります。