どうも、あおです。
今回は、↓の記事で圧倒的な有効性をたたき出したボトムマジックについて、さらに詳しく解説していこうかと思います。
大型トラウトをボトム系ルアーで釣りまくれ!!フィッシングランド鹿島槍ガーデン釣行記 | あおとおますの珍釣行 (oms-fishing.com)
エリアトラウトを始めたばかりのころのわしはずっと疑問を感じていました。
「よくボトムを狙うという情報が出て来るけれどどうやって攻めるんだ?どのくらい沈めればよい?」
「そもそも底のルアーの状態ってどうやって検知するの?」
「底の落ち葉が絡みついて釣りにならない!!根掛かりする!」
試行錯誤して何匹か釣るうちに感覚がつかめたのですが、それでも最初の一匹までの道のりは長いもの。
というわけで今回は、ボトムで簡単に一匹釣ってみようという方針で紹介していきます。
ボトムマジックとは
ボトムマジックはJacksonから発売されているエリアトラウト用ルアーです。
ズル引き、デジ巻き、ジャーキング、ボトムパンプ等、さまざまなシチュエーションで使うことができるボトム攻めの鉄板ルアーと言っても過言ではない一本です。
ボトム系のルアーはいろいろありますが、初心者がボトムを攻めるために必要なスペックがこれでもかと詰まっています。
今回はこれを使って、ボトムでの初トラウトを狙うためのコツを書いていきます。
ボトムの釣り
ボトムで釣りをするために必要なのは、①底まで着底させること②ボトムキープしてルアーを動かすこと③強気に攻めつつ根掛かりさせないこと、です。
文にすると何を当たり前のことをという感じですが、ウエイトの軽いルアーの多いエリアトラウトでは中々その感覚を掴むのが難しかったりします。
ボトムマジックはこれらの動きを比較的簡単な操作で実現することができます。
①底まで着底させる
エリアトラウトで底を取るためにはキャスト後の動きが大切です。
キャスト→ラインスラッグ(糸ふけ)を取る→ラインが弛んだところで着底、という風に底を取っていきます。
ところが、軽いルアーだと沈降スピードが遅い上、着底時のラインの弛みもわずかなことが多いです。
ボトムマジックは5.3gのモデルがありますが、こちらだとかなりするする沈む上に、ラインの弛みも比較的はっきり表れます。
まずはキャストしてみてとりあえず15秒ほど待ってみましょう。
水深にもよりますが、まずどこかで着底すると思います。一度着底する感覚を掴んでしまえばこちらのものです。
②ボトムキープしてルアーを動かす
当たり前ですが、泳いでいるルアーの動きを直接見ることはできません。
このくらいで巻けばボトムを動いているだろうなーと予測してルアーを動かす必要があります。
早すぎれば狙ったレンジから浮き上がってしまいますし、待ちが多すぎれば底でルアーが止まってしまいます。
さらに使うルアーによって、操作を調整してやる必要があります。
初心者の頃のわしは、この感覚がなかなかつかめませんでした。
ボトムマジックは、そこそこウエイトがあるため底に張り付けて動かすというのが比較的簡単です。
特に、ズル引き、デジ巻きの動きであれば一定の速度感を保つだけで大丈夫です。
③強気に攻めつつ根掛かりさせない
ボトムを攻める場合、どうしても根掛かりが切っても切り離せません。
とはいえ、根掛かりを恐れすぎると責められるポイントが限られてしまいますし、ルアーが浮きがちになってしまいます。
通いなれた釣り場であれば、根の位置を把握して回避させることも可能ですが、初めのうちは難しい部分です。
ボトムマジックは特性として、フォール時に頭の方から、ルアーが立った形で落ちていきます。
そのため、針が付いている部分が着底せず、針で根掛かりをする可能性がとても低いです。
ボトムを攻められるルアーはいろいろありますが、根掛かりを気にせず攻められるという点ではかなり強気に行ける性能です。
↓の記事でもほかのルアーが水草をひっかける中、ボトムマジックはガンガン水草際を攻められました。
大型トラウトをボトム系ルアーで釣りまくれ!!フィッシングランド鹿島槍ガーデン釣行記 | あおとおますの珍釣行 (oms-fishing.com)
ボトムマジックの動かし方
以上のポイントを押さえつつ、ボトムマジックで簡単にボトムを攻める方法を考えていきます。
ボトムマジック自体はいろいろな使い方ができますし、I字引きを意識して使っていくのがセオリーにはなるのですが、ここでは簡単に動かしかつ根掛かりしにくいというところに重点を置いて考えていきます。
おススメの動きはずばりデジ巻きです!!
デジ巻きのやり方は簡単です。
①着底させる。
②リール1回転くらい巻く。
③1~2秒くらいフォールさせる。
④(出来れば)ラインを見て着底を察知する。難しければスルーしても大丈夫です。
⑤②に戻り、ルアー回収までこの動きを繰り返す。釣れなかったら再度キャストする。
この動作をするとルアーが↓のように底をぴょんぴょん跳ねる動きになります。
それにより、底を取ってガンガン攻めつつ、根掛かりしにくいというシチュエーションを作ることができます。
巻きのタイミングである程度掛かるので、アタリについてはそこまでシビアに見なくても大丈夫です。
釣れるのか?
今回ご紹介した、ボトムマジックの使い方はあくまで【簡単に底を攻める】というところに特化して紹介しています。
この方法で確実に釣ることができる!というものではないですが、シチュエーションによってはしっかり釣果が見込めると思います。
とりあえずまずは一本ボトムで釣る!という感覚を掴んで、さまざまな釣り方にチャレンジしてもらえればいいかなぁと思います。
※ちなみにわしは、ボトムパンプで使うのが好きです。
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