アウトドア好きなら…
ゴールデンウィーク、皆さん自粛してますか??おますです。
アウトドア好きなら誰しもが一度は通る道「燻製」
あるペンションのオーナーは燻製に没頭しすぎてペンションを潰してしまったそうです。
それほどの魅力があるのか…
私も学生時代に何度も燻製に挑戦しました。
本棚を使って燻製器を自作。ニジマスの燻製を量産していた時期があります。
前にやっていたなら挑戦でもなんでもないじゃん…
違います。今回私が何に挑戦しようとしているのか…それは冷燻です。
燻製には3種類方法があり、それぞれ熱燻・温燻・冷燻です。
上記のニジマスの燻製は熱燻ですね。
常温に近い温度で行う冷燻は、特殊な機器や機構が必要となります。
これができれば、スモークサーモン、マグロの刺身の燻製等がつくれるぅ!
まぁ、こういうこと知らずに学生時代に「スモークサーモン作るでぇ」と意気込んで熱燻し、
見事な焼き魚を作ってしまったことがあります。苦い思い出…
ゴールデンウィーク、暇だし燻製器からつくっていきましょー!!
というわけで、燻製機を作ります
①燻製器の製作
今回製作した燻製器はこちら


・材料は全て自宅の裏のホームセンターで購入しました。
蓋付一斗缶 x 1
一斗缶 x 1
アルミダクト x 1m
ボルトナット x 8set
マスキングテープ
BBQの網 x 1
・製作はキッチンばさみとプラスドライバーで行ないました。
見ての通りの構造で、特別な箇所はありません。(下側の蓋付一斗缶に空気吸い込み用の穴を空けると調子が良さそう)
・下側の仕組みは蓋付一斗缶内でスモークを発生させる。
カセットコンロで蓋付一斗缶を温めることで、内部の煙はダクトを通って上部の一斗缶へ。
ダクトを通る最中に煙が冷やされるので、上部の一斗缶に食材を入れれば冷燻が可能となります。
②食材の下ごしらえ
今回はスモークサーモンを作っていきます。
・まずはソミュール液を作る。
水1000cc、塩150g、砂糖70g、ブーケカル二1パック を鍋に入れ一煮立ちさせる。
粗熱を取り、冷蔵庫で十分に冷やせば、ソミュール液の完成!
・次にサーモンをソミュール液に1日漬ける。
冷蔵庫で保管してください。
・次に塩抜き。
十分に使ったサーモンは塩辛いので、冷水で軽く洗い、塩分を落とします。
・表面を1日かけて乾燥させる。
空気乾燥させる方もいますが、私は網に乗せて冷蔵庫に1日放置しておきます。
表面が乾き、脂っぽくなってきたら完成です。
※この乾燥工程が我々アマチュアの燻製では非常に大切です。じっくり乾燥させましょう。
いやすぐ燻製して食べたいじゃん、3時間くらいでよくね?
と思ってショートカットすると、酸っぱい魚が出来上がるので注意してください。
下処理が終わって燻製の準備万端なサーモンがこちら

③燻製する
いよいよ燻製を初めていきます。
燻製にはスモークチップかスモークウッドが必要です。
今回はサクラスモークウッドを買ってきました。
私はどの香りが〜とかわからないのでとりあえずサクラ。
チップよりウッドの方が簡単そうなので採用しました。
まずはスモークウッドに火をつけます。
ライター等でやると大変なので、今回はガスバーナー!!

ガスバーナーは安価に購入できますので、アウトドア好きなら安いのを買ってみると便利!!
下側の一斗缶に火のついたスモークウッドをセット。
上側の一斗缶にサーモンをセット。
上側の一斗缶には板か何かを乗せて蓋をしておきましょう。


ガスコンロを弱火で点火。
上側一斗缶から煙が出てくれば成功です。
2時間じっくり待ちましょう。
完成品はこちらです。
見た目は完璧なスモークサーモンですね。
しかし、すぐ食べるのはまだ早い。1時間ほど冷蔵庫で冷やした方が香りが良くなります。

上手に燻しました!
完成したスモークサーモンをスライスし、今回はサラダ仕立てにしてみました。
完成です!

自家製スモークサーモンのサラダ仕立て、いかがでしょう?
では、良い1日を!!
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